初期配置の考え方 〜1番手を殺せ〜
初期配置は重要です。
それは皆さんよくご存知のことと思いますが。
1番手が1番いい場所を占拠します。
2番手がそれに準じる場所。
3番手は良さそうなところ。
4番手は返し4番手と組み合わせて、2軒の家で
他のプレイヤーに対抗していこうとします。
ここまでは異論のないところかとは思いますが。
私が大事だと思っているは、返し2番手のプレイです。
返し2番手は、返し1番手を縛る仕事があるのではないかと。
1番手が1番いい場所を持っていったのですから、
返し1番手にまでオイシイところを取らせてはいけないと。
でも、それを7番手だけで阻害するのは
とても難しいことでもありそうです。
そこで、返し3番手の出番となるわけで。
返し2番手と3番手が協力して、1番手を縛ることは
そう難しくないのではないでしょうか。
それぞれが1番手の置きたいところを潰すように
配置してやれば、必然的に苦しくなるでしょう。
こうやって1番いい場所を取った1番手を苦しめることで、
総合的に平均化させることも不可能ではありません。
しかし、これで2番手や3番手が苦しくなってはいけません。
ただでさえ2番手や3番手で1番手より不利なのですから、
自分が不利にならないようにしつつ、1番手を苦しめるという
難しいプレイが要求されるわけです。
ですが、これは『ベスト』ではありません。
あくまで『ベター』なのです。
それではベストの配置とは何か?
2軒置いた状態で、1番手がどこに配置しようが、
総合力で1番手に勝っていると思える配置ができたときを、
ベストと呼んでいいのではないでしょうか。