アクワイアのハウスルール

このゲームは様々な会社から、いろいろなルールで
発売されているため、プレイヤーによって
ルールの認識がまちまちになっております。
そこで袋小路では、ハウスルールを定めております。
わかりづらい点もあるかと思いますが、ご協力お願いします。


まず基本的なところからですが、
・初期資金は6千ドル。
・初期タイルは6枚。
この状態からスタートします。
ゲームを通して、持ち株枚数と手持ち現金は公開情報。
タイルのみ非公開情報とします。
ですので、いつ他プレイヤーから聞かれてもいいように、
株と現金は把握しやすい状態にしておくのがいいでしょう。


順番決めはタイル引きになりますが、1-Aに近いタイルを引いた人からとなります。
その順番は、1-A、1-B、1-C・・・2-A、2-B、・・・・・・・・・12-Iとなります。


プレイヤーは手番が来たら、手持ちタイルのうち任意の1枚を置きます。
そのときに、既設の単独タイルと上下左右で繋がったら、ホテルチェーンができます。
7つのホテルチェーンのうち好きなホテルを建て、設立ボーナスとして株を1枚もらえます。
タイルの処理が終わったら、株を3枚まで買うことができます。
同じホテルの株を3枚でも、別々のホテルの株を1枚ずつでも構いません。
勿論、購入せずにパスしてもOKです。
株の処理が終わったら、タイルを1枚補充してターン終了となります。


ホテルチェーンが7つ設立したら、それ以上は増えません。
新規ホテルを建てることができるタイルが手元にあっても、
そのタイルを出してはいけません。
もし手の内が全て新規ホテルを建てるタイルだけになってしまったら、
6枚のタイルを全て公開し、全部交換することができます。


新しくタイルを置いたことにより、ホテルチェーン同士が
上下左右でくっついたら、ホテルの合併が起こります。
このとき、大きいホテルが小さいホテルを吸収します。
そして、小さいホテルの筆頭株主と2位の株主にボーナスが支払われます。
その後、ホテルを潰した人から順番に、小さいホテルの株の処理を宣言します。
宣言の方法は3つあり、
1)時価で売却する
2)キープする
3)小さいホテルの株2枚で、大きいホテルの株1枚に交換する
この中から宣言をしていきます。
このとき、「6枚を大きなホテル3枚に交換し、3枚を売って、1枚をキープ」なんて
組み合わせても自由です。

ここでポイントですが、筆頭や2位が同点という場合があります。
筆頭が同点のときは、筆頭と2位のボーナスを足して2で割った金額が得られます。
2位が同点の時は、2位のボーナスの半分ずつを受け取ります。
このとき100ドル以下の金額が発生した時は、切り上げとします。

また、3軒のホテルチェーンが同時に合併というケースがあります。
現在6軒チェーンのAホテルと、4軒チェーンのBホテル。3軒チェーンのCホテルが
同時に合併した場合、一番大きいAホテルが存続し、潰れるのは次に大きなBホテルからとなります。
Bホテルの処理が終わってから、一番小さなCホテルの処理へと移ります。


こうしてホテルが大きくなり、11軒を超えたら「セーフティ」となり、
そのホテルチェーンは潰れなくなります。
そして、セーフティのホテル同士は上下左右に隣接しません。
もし隣接してしまうタイルが手元にあったら、手番の際に公開し、
補充のときに公開した枚数分だけ、余分に引いてください。


ゲームの終了条件ですが、2つあります。
1)1つのホテルチェーンが41軒以上になったとき、手番プレイヤーが終了を宣言した場合。
2)全てのホテルチェーンがセーフティになったとき。
41軒以上で終了の場合は、手番プレイヤーがタイルを出す前、株を購入する前に宣言ができます。
全てのホテルチェーンがセーフティになった場合は、その時点でゲーム終了として扱います。


以上が袋小路でのアクワイアのルールとなります。
これで問題が発生したら、その都度修正していきます。


また、慣れてきたら「アクワイアミゼール」ってのもプレイしてみたいと思っております。
これは『ゲーム終了時、最も資産の少ない人が勝ち』って内容で、
ルールの変更は2つだけです。

・プレイヤーは手番で買える限り、株を3枚買わなくてはならない
・ホテルを設立したときに貰えるボーナスは、他プレイヤーにプレゼントすることができる。

アクワイアのノウハウを逆にすればいいだけのように思えますが、
実際やっていますと、お金は減らないし株は増えるし、
アクワイアの見方が変わってしまうゲームとなっております。


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