☆専門港戦術への対処法


最近の流行が専門港戦術です。
ある一種類の資源を厚く取り、
専門港で2:1交換して欲しい資源と交換し、
開拓をすすめていくやり方です。
当初は羊の厚いマップで4番手プレイヤーが
よく使っておりましたが、今では全ての資源、
全ての手番でこのようなプレイが見受けられます。

流行の戦術ですが、その対処法をレクチャーいたします。


・街にならないと破壊力が無い

いくら資源の厚いところを取ったとしても、
家のままでは産出量なんてたかが知れています。
こういったポイントは街になって初めて脅威となりますので、
それまでは放置しておいても問題ありません。

・街になったらバーストさせろ


街になれば怖いところです。
その目が出れば常に2枚。
これは好きなもの1枚って意味でもあります。
が、所詮好きなもの1枚でしかありません。
同じ資源を8枚持っていても、それは好きな資源4枚でしかないのです。
これはかなり効率が悪いですし、同じ目ばかりが出ますと、
すぐにバーストの危険に晒されます。
サイコロで7が出るのは1/6の確率ですので、1ターンに1回くらいは
出てもおかしくありません。
その機会にバーストしてもらおうじゃありませんか。

・盗賊で止めるところは?

専門港戦術のプレイヤーを盗賊で止める場合、
産出量の高いポイントを止めたくなります。
産出個所が1つしかないのであれば効果はありますが、
そうでないなら、これは悪手です。

例として、ここに羊港戦術のプレイヤーがいたとします。
このプレイヤーにとっての生命線は、羊以外の土地なんです。
専門港プレイヤーは、だいたい自分で5種類の資源は産出できません。
足りない資源があるはずです。
仮に麦が産出できないとして、以下のことを考えてみましょう。

例えば、街を建てるのに羊10枚で建てられるのは、別に問題ありません。
が、羊4枚+鉄3枚で建てられるのは阻止しなければなりません。
また、カードを引くのに、羊5枚で引かれるのは構いませんが、
羊3枚+鉄1枚で引かれるのは阻止しなくてはなりません。
専門港戦術のプレイヤーにとって、他の資源カードと組み合わせることで
専門港は活躍しますけれど、単一の資源しかなければ、
かなり厳しい戦いを強いられます。
さらに、単一の資源しか持っていないということは、
独占カードのいいカモじゃありませんか!
こういう形に追い込んでやれば、専門港戦術がいかに
苦しいものかを思い知ることになるでしょう。

それでも専門港戦術には、他の戦術以上に爆発力を備えていますので、
勝てると爽快な戦術であることは否めません。

back